+1℃ Column

ポリフェノール豊富なココアにちょい足し “大人ココア”で冷えとり&ビューティーアップ

2018.02.14

バレンタインですね。自分用のご褒美チョコを買ったという人も多いのでは。お好みは、フォトジェニックなもの? それともハイカカオ? フレーバーも多種多彩ですね。チョコレートやココアは、実はとっても優秀な冷えとり食材。クリスマスマーケットの屋台で、冷えた体をホットチョコレートで温めている姿は、ヨーロッパの冬の風物詩ともいえます。日本でいうなら「初詣の甘酒」のようなものでしょうか。

温かいものを飲んだら、温まるのはあたりまえ! そう思う人もいますよね。チョコレートやココアが体を温めてくれるのは、原料のカカオに含まれるポリフェノールのなせる技。カカオポリフェノールには、末梢血管を拡張する働きがあり、血流が促されることで、冷えやむくみの解消につながるというわけです。

■ココアのうれしい冷え性改善効果

チョコレートもココアも原料はカカオ豆。カカオ豆を粉砕したカカオマスから脂肪分を除いたものがココアです。ココアは、たんぱく質や脂質の他、食物繊維、カリウムやマグネシウム鉄などのミネラルが豊富。中でも注目すべきは「カカオポリフェノール」です。強い抗酸化作用があるので、コレステロールの沈着や紫外線のダメージを軽減したり、末梢血管を拡張して血流を促したりします。これにより冷えやむくみが改善されるのです。

他にも、リラックス効果があるといわれる「テオブロミン」なども含まれるため、ストレス冷えの女性には特におすすめしたい食材なのです。

■大人ココアでビューティアップ

そのままでも十分すごいココアのパワー。スパイスをひとつまみ加えたら、おいしさも効果もさらにアップします

◆+シナモン

毛細血管を活性化するといわれるシナモンを加えて、若々しい素肌に

◆+ジンジャー

比較的早く体を温める生姜と、ゆっくり長く温めるココアのダブル温め効果

◆+カルダモン

脂肪燃焼効果のあるカルダモン、芳しい風味も加わってさらにおいしく

◆+ブラックペッパー

血行をよくし、消化機能も高めるブラックペッパーで、代謝もアップ

ココアは、紀元前マヤ文明では、王様や貴族だけの貴重な食べ物で、金と同じような価値があったとか。さまざまな効果を知ればそれも納得できますね。ただし、市販のココア飲料やミルクココアはカロリーが高めなので、飲みすぎに注意。自分で味の調整のできるピュアココアがおすすめです。寒いときの+1℃習慣に、「大人ココア」取り入れてみませんか。

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