+1℃ Column

くま、くすみ、それって冷えのせい? +1℃でバラ色の笑顔取り戻しましょう!

2017.10.25

今年の秋冬のトレンドメイクは、スモーキーなアイカラーにヌーディーなベージュリップなのだとか。不健康そうに見せないポイントは肌の色! 流行のファッションを台無しにしてしまうくまやくすみ、それって冷えがもたらす「がっかり体質」かもしれませんよ。

人の体の「深部体温」は、細胞が働きやすい温度帯の37℃に保たれています。外気が下がると、手足や表皮の血管は収縮し体内の熱を逃がさないようにします。この血流が低下し、手足に温かい血液が運ばれなくなった状態が冷えなのです。

血液には体温調節だけでなく、酸素や栄養素を体のすみずみまで運ぶという重要な役割があります。運ばれた栄養素を使ってタンパク質の分解や合成・代謝が行われ、同時に熱も産生されています。血流が低下すると、体が冷えるばかりか、老廃物も運び出せない状態になり、さまざまな不調が引き起こされます。実は、ちょっとがっかりな「くま」や「くすみ」も冷えが原因のことがあるのです。

■血流の悪さが透けて見える目の下のくま

くまの種類や原因はいくつかありますが、目の下や目元の皮ふはとても薄いので、真皮にある毛細血管が透けて見えることがあります。血流が低下し老廃物が排泄されにくくなった毛細血管が透けて、青っぽく見えているというわけです。

こうしたくまの解消には、マッサージやパックなども有効ですが、温かいお風呂や食事、血流をアップさせる食材を多くとって、体を温めることも大事です。毎日温活続けていれば、リンパの流れもよくなると思いますよ。

■冷えはターンオーバーの遅れの原因にも

では、くすみはどうでしょう。いつものファンデーションが浮いてみえる、透明感がない……これは顔にくすみが出ている証拠。血流が低下し十分な栄養が行きわたらず、細胞が不活性になってターンオーバーが遅れてしまっているのです(ほかにメラニン色素や乾燥によるくすみもあります)。

つまり、肌のためにも体を温めて細胞を活性化させることが大切。血色とは顔の色つやのこと。お風呂あがりのちょっとほてったようなバラ色の肌は、イキイキと若々しい印象を与えます。マッサージやメイクで血色のよい肌を演出することもできますが、うわべだけのバラ色ではなく、体の中から温めて本物のバラ色素肌になりたいですね。

冷えは美の大敵!+1℃習慣でバラ色素肌を取り戻し、オータムカラーのワイドシルエットやちょっとクラシカルなグレンチェックなど、トレンドファッションを颯爽と着こなしてくださいね。

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