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食べ方変えて、秋の味覚で体温アップ!

2017.10.06

食欲の秋。この時期の野菜はほっこりした味わいで、ついつい箸が止まらなくなりますね。でもダイエット中だから、糖質制限中だからと控えている人も多いのではないでしょうか。秋から冬に旬を迎える野菜は、栄養を蓄えるため糖質が高くなっているのは事実。でも体温のことを考えたら、糖質を摂らないのはNG、糖質が不足すると脳にも栄養がいきわたらなくなりますよ。

体の熱を産み出すエネルギー源となるのが「糖質」「脂質」「タンパク質」の三大栄養素。これらが十分摂れていないと体の機能が低下し体温が低下します。旬の野菜は、素材の味だけでおいしく食べられ、その分調味料をたくさん使わなくてもすみますし、温め食材の生姜や香辛料との相性もよいので、冷え取りにおすすめです。

■大き目、あったか、スパイス類でアクセント
寒い時期は夏場に比べて温かい料理を食べることが多いと思いますが、カットはなるべく大きめに。蒸したり、スープ仕立てにして汁ごといただくと、栄養のロスが少なくて済みます。大ぶりに切ることはよく噛むことにもつながり、唾液が出て消化を助けるとともに、満腹中枢を刺激するので食べすぎるのを防ぎます。

甘みの多い芋や根菜類は、ハーブや香辛料を組み合わせると、味わいにアクセントがついて食べやすくなります。生姜やニンニク、唐辛子などの血行をよくする食材や、みそやキムチなどの発酵食品を組み合わせれば、調味料を控えることができ減塩にもなりますね。

■冷えにつながる「ながら食べ」
スマートフォンやテレビを観ながら、何かの合間に食べる「ながら食べ」。忙しい毎日だから致し方ないところもありますが、ながら食べをしているときの脳は、食べること以外に集中していて交感神経が優位な状態です。血管は収縮し、消化液の分泌も不十分なので、結果として内臓に負担をかけてしまっています。また、食べものを見るという刺激を得られなかった脳はいつまでも食べることを要求し、食べすぎることになっちゃうかもしれません。
食事の時間にリラックスして副交感神経をバンバン出していくことは、食べすぎをふせぎ、おなかもココロも満足して、体温も上がると、一石二鳥ならぬ一石三鳥の効果が期待できます。

内側から体を温めるという大事な役割のある食事。バランスよく食べるのはもちろんですが、ついついやっちゃう食べ習慣が冷えを招くことのないように、食べ方を見直して体温アップ!実践してみませんか?
これからも、冷えを解消する食べ方術、ご紹介していきますのでお楽しみに♪

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